高崎市議会 > 2022-02-24 >
令和 4年  3月 定例会(第1回)−02月24日-01号
令和 4年  3月 定例会(第1回)−02月24日-目次

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  1. 高崎市議会 2022-02-24
    令和 4年  3月 定例会(第1回)−02月24日-01号


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    最終取得日: 2023-04-16
    令和 4年  3月 定例会(第1回)−02月24日-01号令和 4年  3月 定例会(第1回)  令和4年第1回高崎市議会定例会会議録(第1日)   ────────────────────────────────────────────                                   令和4年2月24日(木曜日)   ────────────────────────────────────────────                  議 事 日 程 (第1号)                                  令和4年2月24日午後1時開議 第 1 会期の決定 第 2 会議録署名議員の指名 第 3 多野藤岡医療事務市町村組合議会議員の選挙 第 4 報告第 1 号 専決処分の報告について 第 5 承認第 1 号 専決処分の承認について(令和3年度高崎市一般会計補正予算(第11号)) 第 6 議案第 1 号 権利放棄について     議案第 2 号 訴えの提起について 第 7 議案第 3 号 市道管理に係る損害賠償に関する和解及びその損害賠償の額を定めることについて 第 8 議案第 4 号 学校管理下における事故による損害賠償に関する和解及びその損害賠償の額を定めることについて 第 9 議案第 5 号 高崎市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について 第10 議案第 6 号 高崎市民生委員定数条例の一部改正について 第11 議案第 7 号 高崎市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について
    第12 議案第 8 号 高崎市市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について     議案第 9 号 高崎市建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律関係手数料条例の一部改正について 第13 議案第10号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議について 第14 議案第11号 令和3年度高崎市一般会計補正予算(第12号)     議案第12号 令和3年度高崎市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)     議案第13号 令和3年度高崎市介護保険特別会計補正予算(第3号)     議案第14号 令和3年度高崎市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)     議案第15号 令和3年度高崎市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 第15 議案第16号 令和3年度高崎市水道事業会計補正予算(第2号) 第16 議案第17号 令和3年度高崎市公共下水道事業会計補正予算(第2号) 第17 請願第 1 号 「聞こえのバリアフリー制度」を創設することについて     請願第 2 号 最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書の採択について 第18 議案第18号 包括外部監査契約の締結について     議案第19号 村上鬼城記念館設置及び管理に関する条例の制定について     議案第20号 高崎市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について     議案第21号 高崎市国民健康保険税条例の一部改正について     議案第22号 高崎市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第23号 高崎市立保育所設置条例の一部改正について     議案第24号 高崎市指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第25号 高崎市指定障害者支援施設等の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の一部改正について     議案第26号 高崎市保健所関係使用料及び手数料条例の一部改正について     議案第27号 高崎市道路占用料徴収条例の一部改正について     議案第28号 高崎市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部改正について     議案第29号 高崎市ふるさと住宅設置及び管理に関する条例の一部改正について     議案第30号 高崎市長期優良住宅の普及の促進に関する法律関係手数料条例の一部改正について     議案第31号 高崎市自然環境、景観等と再生可能エネルギー発電設備設置事業との調和に関する条例の一部改正について     議案第32号 高崎市移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第33号 高崎市公園条例の一部改正について     議案第34号 令和4年度高崎市一般会計予算     議案第35号 令和4年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算     議案第36号 令和4年度高崎市介護保険特別会計予算     議案第37号 令和4年度高崎市牛伏ドリームセンター事業特別会計予算     議案第38号 令和4年度高崎市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算     議案第39号 令和4年度高崎市後期高齢者医療特別会計予算     議案第40号 令和4年度高崎市農業集落排水事業特別会計予算     議案第41号 令和4年度高崎市水道事業会計予算     議案第42号 令和4年度高崎市公共下水道事業会計予算   ──────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件 (議事日程に同じ)   ──────────────────────────────────────────── 出席議員(36人)      1番   大 河 原  吉  明  君      2番   青  木  和  也  君      4番   谷  川  留 美 子  君      5番   中  村  さ と 美  君      6番   三  井  暢  秀  君      7番   丸  山  芳  典  君      8番   樋  口  哲  郎  君      9番   伊  藤  敦  博  君     10番   中  島  輝  男  君     11番   清  水  明  夫  君     12番   後  藤     彰  君     13番   小  野  聡  子  君     14番   片  貝  喜 一 郎  君     15番   依  田  好  明  君     16番   新  保  克  佳  君     17番   時  田  裕  之  君     18番   林     恒  徳  君     19番   大  竹  隆  一  君     20番   根  岸  赴  夫  君     21番   堀  口     順  君     23番   渡  邊  幹  治  君     24番   逆 瀬 川  義  久  君     25番   長  壁  真  樹  君     26番   白  石  隆  夫  君     27番   丸  山     覚  君     28番   柄  沢  高  男  君     29番   松  本  賢  一  君     30番   石  川     徹  君     31番   後  閑  太  一  君     32番   後  閑  賢  二  君     33番   三  島  久 美 子  君     34番   高  橋  美 奈 雄  君     35番   丸  山  和  久  君     36番   柴  田  正  夫  君     37番   柴  田  和  正  君     38番   田  中  治  男  君   ──────────────────────────────────────────── 欠席議員(2名)      3番   荒  木  征  二  君     22番   飯  塚  邦  広  君   ──────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者   市長      富  岡  賢  治  君   副市長     兵  藤  公  保  君   副市長     齋  藤  逹  也  君   総務部長    曽  根  光  広  君   財務部長    南  雲  孝  志  君   市民部長    山  田  史  仁  君   福祉部長    吉  井     仁  君   福祉部子育て支援担当部長                                   星  野  守  弘  君   保健医療部長  水  井  栄  二  君   環境部長    石  原  正  人  君   商工観光部長  福  島  貴  希  君   農政部長    真  下  信  芳  君   建設部長    奥  野  正  佳  君   都市整備部長  内  田  昌  孝  君   倉渕支所長   塚  越  好  博  君   箕郷支所長   新  井     修  君   群馬支所長   松  本     伸  君   新町支所長   御 園 生  敏  寿  君   榛名支所長   太  田  直  樹  君   吉井支所長   川  嶋  昭  人  君   会計管理者   志  田     登  君   教育長     飯  野  眞  幸  君   教育部長    小  見  幸  雄  君   教育部学校教育担当部長                                   山  崎  幹  夫  君   選挙管理委員会事務局長(併任)         代表監査委員  小  泉  貴 代 子  君           曽  根  光  広  君   監査委員事務局長吉  井  秀  広  君   上下水道事業管理者                                   新  井  俊  光  君   水道局長    福  島  克  明  君   下水道局長   松  田  隆  克  君   消防局長    植  原  芳  康  君   管理課長    小 野 澤  俊  彦  君   教育総務課長  小  池  郁  生  君   財政課長    天  田  順  久  君   ──────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者   事務局長    大 河 原  博  幸      庶務課長    八  木  秀  明   議事課長    坂  口  圭  吾      議事課長補佐(兼)議事担当係長                                   門  倉  直  希   議事課主任主事 井  田  悠  子      議事課主任主事 清  水  達  哉   ──────────────────────────────────────────── △開会  午後 1時00分開会 ○議長(白石隆夫君) ただいまから令和4年第1回高崎市議会定例会を開会いたします。   ──────────────────────────────────────────── △開議 ○議長(白石隆夫君) これより本日の会議を開きます。   ────────────────────────────────────────────
    △諸般の報告 ○議長(白石隆夫君) この際、諸般の報告を申し上げます。  飯塚邦広議員から入院治療のため本定例会を欠席する旨の届出がありました。また、荒木征二議員から健康観察のため本日から3月4日まで会議を欠席する旨の届出がありました。  次に、今回提出されました陳情書につきましては、議席に配付いたしました。  次に、監査委員から令和3年10月分から12月分の現金出納検査結果報告が地方自治法第235条の2第3項の規定に基づいて提出されましたので、事務局に保管してあります。  以上で諸般の報告を終わります。  本日の会議は、議席に配付いたしました議事日程(第1号)に基づき議事を進めます。   ──────────────────────────────────────────── △日程第1 会期の決定 ○議長(白石隆夫君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から3月18日までの23日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白石隆夫君) 御異議なしと認めます。  よって、本定例会の会期は本日から3月18日までの23日間と決定いたしました。   ──────────────────────────────────────────── △日程第2 会議録署名議員の指名 ○議長(白石隆夫君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、16番 新保克佳議員及び35番 丸山和久議員を指名いたします。   ──────────────────────────────────────────── △日程第3 多野藤岡医療事務市町村組合議会議員の選挙 ○議長(白石隆夫君) 日程第3、多野藤岡医療事務市町村組合議会議員の選挙を行います。  この選挙は、多野藤岡医療事務市町村組合規約の規定により、当該組合議会議員を選出するものです。  今回の選挙により、本市議会から選出すべき議員の数は1人です。  お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白石隆夫君) 御異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。  お諮りいたします。指名の方法については、私から指名することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白石隆夫君) 御異議なしと認めます。  よって、指名の方法としては私から指名することに決しました。  当該組合議会議員に大久保 斎さんを指名いたします。  お諮りいたします。ただいま指名いたしました方を当該組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白石隆夫君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました方が当該組合議会議員に当選されました。   ──────────────────────────────────────────── △日程第4 報告第1号 専決処分の報告について ○議長(白石隆夫君) 日程第4、報告第1号 専決処分の報告についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。                  (管理課長 小野澤俊彦君登壇) ◎管理課長小野澤俊彦君) ただいま議題となりました報告第1号について御説明申し上げます。  議案書の1ページを御覧ください。本件は、地方自治法第180条第1項の規定により、議会の議決により市長において専決処分することができる事項として規定された権限に基づき専決処分したもので、同条第2項の規定により御報告するものです。  それでは、専決第1号から第3号まで、第5号及び第6号につきまして御説明申し上げます。議案書の4ページを御覧ください。専決第1号について御説明申し上げます。この事故は、令和2年11月27日午後9時30分頃、八幡町地内の市道において走行中の小型乗用車が道路の段差により車両底部を路面に接触させ、当該車両を破損したものです。和解事項につきましては記載のとおりでございます。損害賠償の額は3万3,000円です。  8ページを御覧ください。専決第2号について御説明申し上げます。この事故は、令和3年7月1日午前8時20分頃、問屋町地内の市道において走行中の普通乗用車が路面の破損箇所に車輪を落とし、当該車両を破損したものです。和解事項につきましては記載のとおりでございます。損害賠償の額は8万1,950円です。  12ページを御覧ください。専決第3号について御説明申し上げます。この事故は、令和3年7月10日午後2時40分頃、上中居町地内の市道において走行中の普通乗用車が道路の段差により車両底部を路面に接触させ、当該車両を破損したものです。和解事項につきましては記載のとおりでございます。損害賠償の額は17万478円です。  20ページを御覧ください。専決第5号について御説明申し上げます。この事故は、令和3年7月1日午後7時頃、八島町地内の市道において車椅子が路面の破損箇所に車輪を落としたことにより転倒し、左手等を負傷し、及び当該車椅子を破損したものです。和解事項につきましては記載のとおりでございます。損害賠償の額は1万3,115円です。  24ページを御覧ください。専決第6号について御説明申し上げます。この事故は、令和3年12月13日午前9時頃、新保町地内の市道において走行中の普通乗用車が路面の破損箇所に車輪を落とし、当該車両を破損したものです。和解事項につきましては記載のとおりでございます。損害賠償の額は12万1,935円です。  以上、専決第1号から第3号まで、第5号及び第6号の説明とさせていただきます。                  (教育総務課長 小池郁生君登壇) ◎教育総務課長(小池郁生君) それでは、専決第4号につきまして御説明申し上げます。  議案書の16ページを御覧ください。この事故は、令和3年7月11日午前10時頃、金子南小学校体育館内において照明器具のカバーが落下し、頭部を負傷したものです。和解事項につきましては、記載のとおりでございます。損害賠償の額は3万631円です。  以上、専決第4号の説明とさせていただきます。 ○議長(白石隆夫君) 当局の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  以上で報告第1号を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △日程第5 承認第1号 専決処分の承認について(令和3年度高崎市一般会計補正予算(第11号)) ○議長(白石隆夫君) 日程第5、承認第1号 専決処分の承認について(令和3年度高崎市一般会計補正予算(第11号))を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。                  (財政課長 天田順久君登壇) ◎財政課長(天田順久君) ただいま議題となりました承認第1号 専決処分の承認につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  27ページを御覧ください。本件は、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定に基づき御報告を申し上げ、御承認をお願いするものでございます。  1枚おめくりいただきまして、28ページの専決第12号 専決処分書を御覧ください。国の経済対策に基づく補正予算が令和3年12月20日付で成立したことに伴い、子育て世帯等臨時特別給付金の給付等につきまして緊急かつ速やかに対応する必要が生じましたが、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかでしたので、令和3年12月21日付で令和3年度高崎市一般会計補正予算(第11号)を専決処分させていただいたものでございます。  29ページを御覧ください。第1条は、歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ87億3,096万5,000円を追加いたしまして、予算の総額を1,857億504万9,000円とするものでございます。補正予算の款項の区分、当該区分ごとの金額は第1表歳入歳出予算補正のとおりでございます。第2条は繰越明許費の補正で、追加が2件でございます。  それでは、歳入歳出補正予算の内容につきまして事項別明細書により御説明申し上げますので、38ページを御覧ください。2歳入でございます。歳入は、歳出のそれぞれの事業につきまして、全額を国庫補助金で措置させていただくものでございます。  1枚おめくりいただきまして、40ページを御覧ください。3歳出でございます。2款1項9目企画費は、国のマイナポイント事業が延長されることから、ポイント申請等に係る支援窓口を継続して開設するための経費を計上するものでございます。  3款1項1目社会福祉総務費非課税世帯等臨時特別給付金給付事業は、住民税非課税世帯及び家計急変世帯に対して10万円の臨時特別給付金を給付するための経費を計上するもので、生活困窮者自立支援事業は、生活困窮者自立支援金支給対象者の拡充及び申請期間の延長により必要となる経費を計上するものでございます。  1枚おめくりいただきまして、42ページを御覧ください。2項1目児童福祉総務費子育て世帯等臨時特別費支援事業、こちらは新型コロナウイルス感染症の影響を受けている子育て世帯を支援するため、高校生以下の子どもに1人につき10万円相当の給付を行うもので、申請が必要なため先行給付の対象とされていなかった高校生等への現金5万円の給付及び追加で実施する5万円分のクーポン券を配付するための経費を計上するものでございます。以上で歳出の説明を終わらせていただきます。  少し前にお戻りいただきまして、32ページを御覧ください。第2表繰越明許費補正は追加が2件でございます。3款民生費1項社会福祉費及び2項児童福祉費は、給付に係る事業が翌年度に及ぶため、それぞれ繰り越すものでございます。  以上、承認第1号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白石隆夫君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  通告に基づき、18番 林 恒徳議員の発言を許します。 ◆18番(林恒徳君) 議席番号18番 林 恒徳です。通告に基づき、承認第1号 専決処分の承認について(令和3年度高崎市一般会計補正予算(第11号))について質疑をさせていただきます。  12月定例会において、今年度は委員会の審議を経ないで可決される補正予算が多いと指摘させていただきましたが、12月21日付で87億3,096万5,000円の補正予算専決処分をされました。さきの定例会では、令和3年議会の一般会計補正予算において、委員会での質疑を省略するものや専決処分を行うものが例年より多く、議員の質疑を経ていないのではないかと投げかけたのですが、定例会終了後の今回の専決処分について会派への説明がありました。初めに、専決処分に至った理由をお伺いしますといきたいところですが、とにかく早い給付をという執行部側の気持ちも分かります。群馬県内の多くの自治体において専決処分で今回の補正を行っていることも理解していますが、さきの定例会を経てすぐの専決処分の説明であったため、私たち市民クラブは事業について反対するわけではないが、臨時会の開催などを検討すべきではなかったのかと疑問を提示させていただきました。  さて、今回の一般会計補正予算において市民の関心事は、子育て世帯等臨時特別支援事業においてなぜ5万円のクーポン券の発行に至ったのか、どのような議論が行われたのかという点です。12月の教育福祉常任委員会において、市長の発言で、子育て世帯等臨時特別支援事業において本市は臨時特別クーポンを発行するという話をいただきましたが、その是非などについては委員会上では議論されませんでした。本市がクーポン発行に至った経緯をお伺いいたします。 ◎福祉部子育て支援担当部長(星野守弘君) お答えいたします。  子育て世帯への10万円相当の給付につきましては、5万円分は原則クーポンという国の当初の方針を踏まえまして、現金給付では貯蓄や市外への消費に回る可能性がある反面、クーポンでは確実に市内で消費され、大きな経済効果があること、また本市では既に実施した子育て応援商品券事業におきまして99.5%の利用実績もあり、比較的事務経費が少なく、さらにいち早く市民への配付が可能であることから、地元経済の活性化と子育て世帯への生活支援の双方を目的といたしましてクーポン給付とさせていただいたものでございます。 ◆18番(林恒徳君) 続いて、ほとんどの自治体で現金10万円の給付であったと理解していますが、本市以外にクーポン券の発行を行った自治体が全国で幾つあったのかお伺いいたします。 ◎福祉部子育て支援担当部長(星野守弘君) お答えいたします。  5万円分は原則クーポンという国の方針につきまして、自治体の判断で現金給付も選択可能との方針がその後付け加えられましたが、クーポン給付を採用いたしました自治体数につきましては、全国1,741自治体のうち、本市を含め7自治体と国からは公表されているところでございます。 ◆18番(林恒徳君) 1,741自治体のうち、本市を含めて7ということですので、すごい選択を高崎市はしたのだなというふうに思います。  最後に、クーポン券の発行に当たってどのようなスケジュールで市民に渡ったのかお伺いします。また、現状クーポンの利用についてどのような意見、反応が市に届いているのかお伺いいたします。 ◎商工観光部長(福島貴希君) 再度の御質問にお答えいたします。  クーポン券の配付状況でございますが、児童手当受給者世帯につきましては1月の中旬にはクーポン券の発送が開始でき、2月4日までには配達が完了しております。このほか、高校生のみが対象の世帯や公務員の世帯につきましては申請を受けてからの対応となりますが、先行給付が完了した世帯から順次発送となり、今月中旬から発送が始まっております。また、利用状況や店舗からの声につきましては、配付からまだ1か月程度でございますが、金融機関を通じて確認できているだけでも約1億円となっております。取扱い店舗からは、「クーポン券での買物に慣れている方が多く、現金と同じように使っていただいています。」や「春の入学や進学に向けた買物をされる方が多いです。」と、本市がクーポン券の仕組みに早急に対処できた効果が確認できております。 ◆18番(林恒徳君) 市長が12月17日頃ですかね、ユーチューブで、本市は子育て世帯等支援事業において5万円分はクーポン券を選択したと説明を行っております。一方で、クーポン券が届くまで、我々議員へはクーポンを選択したことについて多くの問合せが来たかと思います。私自身も議会でしっかり議論を行った結果なのかと聞かれて、全く行っていないと回答せざるを得ませんでした。国会で日々政府の回答が変わる中で、当初の方針どおり事業を進めた高崎市はなぜそこまでクーポンに固執したのか、17日の説明では理解はしますけれども、納得できない方も多かったのではないかなというふうに思います。たまたま担当常任委員会の委員長を今年は行っています。そのことで、議会はそれでもよいのですかと聞かれたのですけれども、何も答えられないというような年末年始でした。スピード感は大事であると思いますが、一定程度の議論の経過を市民に伝えることも大事であると思います。これからも丁寧な経過説明をお願いし、結果だけを報告するような乱暴なやり方にならないようにお願いして、質疑を終わります。 ○議長(白石隆夫君) 18番 林 恒徳議員の発言を終わります。  以上で通告に基づく質疑は終わりました。  ほかに質疑はありませんか。────質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件は、会議規則第36条の第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白石隆夫君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。  これより承認第1号を採決いたします。  本件は、これを承認することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白石隆夫君) 御異議なしと認めます。  よって、承認第1号は承認することに決しました。
      ──────────────────────────────────────────── △日程第6 議案第1号 権利放棄について       議案第2号 訴えの提起について ○議長(白石隆夫君) 日程第6、議案第1号 権利放棄について及び議案第2号 訴えの提起について、以上2議案を一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。                  (建設部長 奥野正佳君登壇) ◎建設部長(奥野正佳君) それでは、議題となりました議案第1号及び議案第2号の2議案につきまして、一括して提案理由の御説明を申し上げます。  49ページを御覧ください。初めに、議案第1号 権利放棄についてでございますが、本案は市営住宅の滞納家賃に関わる債権を放棄するもので、債務者の死亡等により事実上明らかに徴収の見込みがない債権の放棄につきまして、地方自治法第96条第1項第10号の規定に基づき議会の御議決をお願いするものでございます。内容につきましては、家賃等が未納のまま退去した債務者に対し滞納分の支払い請求を続けておりましたが、本人の死亡並びに連帯保証人や相続人の死亡などにより今後も徴収できる見込みがなくなったため、その権利を放棄するものでございます。権利放棄する金額は9件で、594万4,735円でございます。  51ページを御覧ください。続きまして、議案第2号 訴えの提起についてでございますが、本案は市営住宅の明渡し及び滞納家賃の納入を求める訴えを提起するものでございます。市営住宅の入居は、家賃の納入を条件として認められているものであり、家賃を毎月納入している善良な入居者との家賃負担の公平、公正を保つためにも訴えの提起をするもので、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づき議会の御議決をお願いするものでございます。なお、相手方は市営住宅の入居者であり、家賃を長期間にわたり滞納しており、市の再三にわたる督促や催告に応じず、滞納額が増えている状況でございます。この入居者に対し最終通知書による呼びかけを行いましたが、何らの反応を示さないため、今回市営住宅の明渡しと滞納している家賃の納入を求める訴えを提起したいというものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、議案第1号及び議案第2号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白石隆夫君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  本案は、建設水道常任委員会に付託いたします。   ──────────────────────────────────────────── △日程第7 議案第3号 市道管理に係る損害賠償に関する和解及びその損害賠償の額を定めることについて ○議長(白石隆夫君) 日程第7、議案第3号 市道管理に係る損害賠償に関する和解及びその損害賠償の額を定めることについてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。                  (建設部長 奥野正佳君登壇) ◎建設部長(奥野正佳君) それでは、議題となりました議案第3号 市道管理に係る損害賠償に関する和解及びその損害賠償の額を定めることについて、提案理由を御説明申し上げます。  議案書53ページを御覧ください。本案は、令和2年8月に発生した市道管理に係る損害賠償に関する和解及びその損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により議会の御議決をお願いするものでございます。  1枚おめくりいただき、54ページを御覧ください。この事故は、令和2年8月8日午後5時30分頃、高崎市小八木町1740番地2地先の市道において、走行中の自転車が路面の破損箇所に車輪を落としたことにより転倒し、このため左肩を負傷し、及び当該車両を破損したものでございます。事故発生から和解に至るまで約1年半が経過しておりますが、その理由といたしましては車両所有者が令和3年5月まで加療をされており、和解までに時間を要したものでございます。和解事項といたしましては、高崎市長を甲、車両所有者を乙とし、損害賠償額は甲が乙に対し車両修理費1万280円、治療費47万2,250円、入院雑費1万7,600円、文書料9,900円、障害慰謝料47万7,000円、逸失利益254万6,100円、後遺障害慰謝料40万円の合計393万3,130円の50%相当額、196万6,565円を支払うというものでございます。また、甲及び乙は本件について今後いかなる事情が生じても一切異議請求の申立てをしないというものでございます。なお、この賠償金は全額保険会社から支払われるものであることを申し添えます。  以上、誠に簡単ではございますが、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白石隆夫君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白石隆夫君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。  これより議案第3号を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白石隆夫君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。   ──────────────────────────────────────────── △日程第8 議案第4号 学校管理下における事故による損害賠償に関する和解及びその損害賠償の額を定めることについて ○議長(白石隆夫君) 日程第8、議案第4号 学校管理下における事故による損害賠償に関する和解及びその損害賠償の額を定めることについてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。                  (教育部学校教育担当部長 山崎幹夫君登壇) ◎教育部学校教育担当部長(山崎幹夫君) ただいま議題となりました議案第4号 学校管理下における事故による損害賠償に関する和解及びその損害賠償の額を定めることについての提案理由を御説明申し上げます。  議案書(1)、55ページを御覧ください。本案は、令和2年中に学校管理下において高崎市内在住の児童が負傷した事故による損害賠償に関する和解及びその損害賠償額を定めることについて、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により議会の御議決をお願いするものでございます。和解事項といたしましては、高崎市長を甲、当該児童の親権者を乙とし、損害に関する補償金としまして甲が乙に対し3,471万円を支払うというものでございます。また、甲及び乙は本件について今後いかなる事情が生じても一切異議請求の申立てをしないというものでございます。今後さらに児童・生徒に対する安全対策及び安全に配慮する意識を高め、事故の防止に努めてまいります。  以上、誠に簡単ではございますが、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白石隆夫君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白石隆夫君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。  これより議案第4号を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白石隆夫君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。   ──────────────────────────────────────────── △日程第9 議案第5号 高崎市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について ○議長(白石隆夫君) 日程第9、議案第5号 高崎市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。                  (総務部長 曽根光広君登壇) ◎総務部長(曽根光広君) ただいま議題となりました議案第5号 高崎市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。  57ページを御覧ください。改正の理由といたしましては、職員の服務の宣誓の実施方法について改めるため改正しようとするものでございます。国家公務員の採用時における服務の宣誓につきましては、職員の服務の宣誓に関する政令により定められておりますが、この政令の改正により服務の宣誓を行う際の署名及び対面を不要とすることとされました。これを受けまして、本市におきましても国に準じて同様の改正を行おうとするものでございます。  1枚おめくりいただき、58ページを御覧ください。改正内容につきまして御説明を申し上げます。第2条の改正は、職員が服務の宣誓をする際の面前及び署名に係る規定を削除し、宣誓書を任命権者に提出することのみを規定するものでございます。  附則につきましては施行期日に関する規定で、公布の日からの施行とするものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、議案第5号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白石隆夫君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  本案は、総務常任委員会に付託いたします。   ──────────────────────────────────────────── △日程第10 議案第6号 高崎市民生委員定数条例の一部改正について ○議長(白石隆夫君) 日程第10、議案第6号 高崎市民生委員定数条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。                  (福祉部長 吉井 仁君登壇) ◎福祉部長(吉井仁君) ただいま議題となりました議案第6号 高崎市民生委員定数条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。  59ページを御覧ください。改正の理由といたしましては、民生委員の定数を増やすため改正しようとするものでございます。  60ページを御覧ください。本案は、本年11月末日に3年の任期満了を迎える民生委員・児童委員の一斉改選に先立ち、近年の独り暮らし高齢者の増加等による民生委員活動の需要増に対応するため、第2条の民生委員定数716人を724人に改めるものでございます。  なお、附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するというものでございます。また、改正後の第2条の規定は令和4年12月1日以降に委嘱されることとなる民生委員の定数について適用するというものでございます。  以上、議案第6号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白石隆夫君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  本案は、教育福祉常任委員会に付託いたします。   ──────────────────────────────────────────── △日程第11 議案第7号 高崎市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について ○議長(白石隆夫君) 日程第11、議案第7号 高崎市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。                  (福祉部子育て支援担当部長 星野守弘君登壇) ◎福祉部子育て支援担当部長(星野守弘君) ただいま議題となりました議案第7号 高崎市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  61ページを御覧ください。改正の理由は、国基準の改正に伴い改正しようとするものでございます。  62ページ以降を御覧ください。改正内容でございますが、保育等の実施の際に作成いたします記録等につきまして、磁気ディスクなどの電磁的記録によることを可能とするため所要の改正を行うものでございます。  また、附則といたしまして、公布の日から施行するというものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、提案理由の御説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白石隆夫君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  本案は、教育福祉常任委員会に付託いたします。   ──────────────────────────────────────────── △日程第12 議案第8号 高崎市市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について        議案第9号 高崎市建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律関係手数料条例の一部改正について ○議長(白石隆夫君) 日程第12、議案第8号 高崎市市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について及び議案第9号 高崎市建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律関係手数料条例の一部改正について、以上2議案を一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。                  (建設部長 奥野正佳君登壇) ◎建設部長(奥野正佳君) それでは、議題となりました議案第8号及び議案第9号の2議案につきまして、一括して提案理由の御説明を申し上げます。
     65ページを御覧ください。初めに、議案第8号 高崎市市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正についてでございますが、本案は市営住宅の管理戸数を変更するため改正しようとするものでございます。  1枚おめくりいただき、66ページを御覧ください。改正の内容でございますが、老朽化の著しい戸建ての市営住宅の一部を取り壊したため、条例別表の管理戸数を改めるものでございます。  なお、附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。  67ページを御覧ください。続きまして、議案第9号 高崎市建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律関係手数料条例の一部改正についてでございますが、本案は建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。  1枚おめくりいただき、68ページを御覧ください。改正の内容でございますが、法改正により軽微な変更に係る手数料が細分化されたため、所要の改正を行うものでございます。  なお、附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、議案第8号及び議案第9号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白石隆夫君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  本案は、建設水道常任委員会に付託いたします。   ──────────────────────────────────────────── △日程第13 議案第10号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議について ○議長(白石隆夫君) 日程第13、議案第10号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。                  (総務部長 曽根光広君登壇) ◎総務部長(曽根光広君) ただいま議題となりました議案第10号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議について、提案理由の御説明を申し上げます。  69ページを御覧ください。本案は、組合を組織する団体及び共同処理する組織団体を変更するため、並びに退職手当の支給事務について改めるため、協議の上定めることについて、地方自治法第290条の規定により議会の御議決をお願いするものでございます。  1枚おめくりいただき、70ページを御覧ください。改正内容について御説明を申し上げます。12条、13条及び14条は、退職手当の支給事務について改めるため文言整理を行うものでございます。また、本組合の組織団体である邑楽館林医療事務組合の名称変更に伴い、別表第1及び別表第2の5の項中「邑楽館林医療事務事務組合」を「邑楽館林医療企業団」に改め、組織団体である桐生地域医療組合が令和4年3月31日をもって退職手当支給事務の共同処理を終了するため、別表第2の1の項中「邑楽町 桐生地域医療組合」を「邑楽町」に改めるものでございます。  なお、附則といたしまして、この規約は令和4年4月1日から施行することとし、第12条の改正規定については同年3月31日から施行するというものでございます。また、第2項につきましては経過措置を規定するものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、議案第10号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白石隆夫君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白石隆夫君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。  これより議案第10号を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白石隆夫君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。         ────────────────────────────────                    議案付託表(1)                                       令和4年第1回定例会 〇 総務常任委員会 ┌────────┬─────────────────────────────────────┐ │  議 案 番 号 │         件                 名         │ ├────────┼─────────────────────────────────────┤ │ 議案第 5 号 │高崎市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について           │ └────────┴─────────────────────────────────────┘ 〇 教育福祉常任委員会 ┌────────┬─────────────────────────────────────┐ │  議 案 番 号 │         件                 名         │ ├────────┼─────────────────────────────────────┤ │ 議案第 6 号 │高崎市民生委員定数条例の一部改正について                 │ ├────────┼─────────────────────────────────────┤ │ 議案第 7 号 │高崎市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条│ │        │例の一部改正について                           │ └────────┴─────────────────────────────────────┘ 〇 建設水道常任委員会 ┌────────┬─────────────────────────────────────┐ │  議 案 番 号 │         件                 名         │ ├────────┼─────────────────────────────────────┤ │ 議案第 1 号 │権利放棄について                             │ ├────────┼─────────────────────────────────────┤ │ 議案第 2 号 │訴えの提起について                            │ ├────────┼─────────────────────────────────────┤ │ 議案第 8 号 │高崎市市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について        │ ├────────┼─────────────────────────────────────┤ │ 議案第 9 号 │高崎市建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律関係手数料条例の一部改正│ │        │について                                 │ └────────┴─────────────────────────────────────┘   ──────────────────────────────────────────── △日程第14 議案第11号 令和3年度高崎市一般会計補正予算(第12号)        議案第12号 令和3年度高崎市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)        議案第13号 令和3年度高崎市介護保険特別会計補正予算(第3号)        議案第14号 令和3年度高崎市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)        議案第15号 令和3年度高崎市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(白石隆夫君) 日程第14、議案第11号 令和3年度高崎市一般会計補正予算(第12号)から議案第15号 令和3年度高崎市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、以上5議案を一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。                  (財務部長 南雲孝志君登壇) ◎財務部長(南雲孝志君) ただいま議題となりました議案第11号から議案第15号までの5議案につきまして、一括して提案理由の御説明を申し上げます。  初めに、議案第11号 令和3年度高崎市一般会計補正予算(第12号)につきまして御説明申し上げますので、71ページを御覧ください。第1条は歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ26億2,959万3,000円を追加いたしまして、予算の総額を1,883億3,464万2,000円とするものでございます。補正予算の款項の区分、当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算補正のとおりでございます。第2条は繰越明許費の補正で、追加が22件、変更が6件でございます。第3条は債務負担行為の補正で、追加が1件、変更が6件でございます。第4条は地方債の補正で、追加が1件、廃止が2件、変更が13件でございます。  初めに、今回の補正予算の概要でございますが、歳出につきましては、令和3年度に計画いたしました諸事業がおおむね執行済みとなりましたので、不用額の整理が主なものとなっております。また、歳入につきましては、主に歳出事業費の確定に伴い、国・県支出金や市債など、実績見込みにより計上しております。なお、事務事業の執行実績等から補正減となるもの及び新型コロナウィルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当しました各事業の決算見込みによる財源変更につきましては、特別なもの以外は説明を省略させていただきたいと存じます。  それでは、歳入歳出補正予算の内容につきまして、事項別明細書により歳出から御説明申し上げますので、104ページを御覧ください。3歳出でございます。1款1項1目議会費は、実績見込みによる減額でございます。2款1項2目人事管理費の人事管理経費は、退職予定者が2人増えたことによる退職手当の増額等でございます。3目文書広報費の文書管理経費は、郵送物の増加等に伴う増額でございます。  1枚おめくりいただきまして、106ページを御覧ください。6目財政管理費は減債基金への積立金で、国の補正予算により、令和3年度分の臨時財政対策債に関わる後年度の償還に備えるための経費として、地方交付税が追加交付されたことに伴う積立てが主なもので、8目財産管理費の財産管理事業は土地開発基金の土地の貸付収入等を同基金へ繰り出すものでございます。9目企画費の企画調整課経費は、移住支援金事業費補助金につきまして申請件数の増加に伴い増額等するもので、10目地域振興費の地域振興事業は、ふるさと納税の寄附増加に伴い、返礼品等の必要経費を計上し、寄附金の増加見込み分をふるさと応援基金に積み立てるものでございます。  1枚おめくりいただきまして、108ページの13目交通地域安全費のバス交通対策事業は、新型コロナの影響により、市内循環バスぐるりんの運行補助金等を増額するもので、20目総務諸費は、いずれも過年度交付分の国・県支出金を実績により精算し、超過分を返還するものでございます。1枚おめくりいただきまして、110ページを御覧ください。2項3目文化施設費は、市美術館の空調設備の修繕に必要な経費を計上するもので、1枚おめくりいただきまして、112ページの4項1目戸籍住民基本台帳費は、転入転出手続に関わる制度改正に伴うシステム改修等による増額でございます。3款1項1目社会福祉総務費の一般経費は、特別会計の補正予算に伴う繰出金で、生活困窮者自立支援事業は、相談業務に従事する派遣職員の給与費負担金について実績見込みにより増額するものでございます。  1枚おめくりいただきまして、114ページを御覧ください。2目障害者福祉費及び3目福祉医療費は、実績見込みに合わせて委託料や扶助費、給付金等を増減するもので、5目国民年金事務費は年金手帳の廃止に伴うシステム改修を行うための経費を計上するものでございます。  1枚おめくりいただきまして、116ページを御覧ください。2項1目児童福祉総務費のこども家庭課経費は、新潟県南魚沼市の佐藤一雄様ほか匿名希望の方々からの御寄附をこども基金に積み立てるもので、放課後児童健全育成事業及び私立保育所振興事業の処遇改善臨時特例事業補助金は、保育士や放課後児童支援員等の処遇改善を目的として、賃金を引き上げた事業主に対して補助を行うための経費を計上するものでございます。2目児童措置費は、公定価格の単価改正や入所児童数、各手当の実績見込み等による増減で、1枚おめくりいただきまして、118ページの4目母子生活支援費は申請件数の増加によるものでございます。3項1目高齢者福祉総務費及び2目在宅福祉費は、それぞれ実績見込みによる増減で、3目高齢者医療費は、実績見込み及び特別会計の補正予算に伴う繰出金等の減額でございます。  1枚おめくりいただきまして、120ページを御覧ください。4款1項1目保健衛生総務費は、新型コロナウイルス感染症の入院患者の受入れ体制の強化及び3回目のワクチン接種体制を構築した医療機関に対して支援するもので、特定財源の保健衛生事業寄附金は、吉井町南陽台の荒井良昌様、高崎東ロータリークラブ様、高崎水道工事業協同組合様、一般財団法人箕郷町環境衛生協会様ほか市内の企業から、新型コロナウイルス感染症対策等に役立ててほしいとの趣旨で御寄附をいただきましたので、事業費に充てさせていただくものでございます。2目保健所管理費は、新型コロナ対応に伴う電話料や施設の管理経費を、4目母子保健費は、実績見込みにより増額するものでございます。5目成人保健費の健康診査事業は、健診結果情報をマイナンバーカードと連携して利活用するためのシステム改修を行う経費で、特定財源の保健衛生事業寄附金は、明治安田生命保険相互会社群馬支社様より健康づくり等に役立ててほしいとの趣旨で御寄附をいただきましたので、事業費に充てさせていただくものでございます。6目感染症対策費は、新型コロナの検査手数料及び入院患者医療費の助成について不足分を増額するものでございます。  1枚おめくりいただきまして、122ページを御覧ください。3項1目清掃総務費の廃棄物処理施設整備等基金積立金は、基金の運用益及び高浜クリーンセンターの建て替えに関わる後年度の財源として備えるため積み立てるものでございます。2目ごみ処理費の高浜クリーンセンター建設事業は、契約額の確定に伴い減額するもので、吉井クリーンセンター事業及び、1枚おめくりいただきまして、124ページの3目し尿処理費は、実績見込みによる燃料費等の増額でございます。6款1項3目農業振興費は、県補助金の内示に伴い増額するもので、6目農地費は、特別会計の補正予算に伴う繰出金の減額等でございます。  1枚おめくりいただきまして、126ページを御覧ください。2項2目林業振興費は、実績見込みにより増額するものでございます。  1枚おめくりいただきまして、128ページを御覧ください。8款1項2目建築指導費の建築指導事務経費は、実績見込みによる増額で、開発指導事務経費は、国の補正予算により事業が実施されることに伴い必要な経費を計上するものでございます。  1枚おめくりいただきまして、130ページを御覧ください。2項3目道路橋りょう新設改良費は、事業の進捗や補助事業費の確定等により事業費の組替えや減額をするものでございます。  1枚おめくりいただきまして、132ページを御覧ください。3項8目市街地再開発事業費は、事業の延期に伴い減額するもので、9目街路事業費は、県の事業費の確定及び実績見込みにより減額するものでございます。  1枚おめくりいただきまして、134ページを御覧ください。9款1項1目常備消防費は、各一部事務組合の事業費確定による増減でございます。10款1項3目学校教育費は、奨学資金の貸付対象者の確定等の実績見込みによる増減で、1枚おめくりいただきまして、136ページの教育振興基金積立金は電通システム株式会社様からの御寄附を基金に積み立てるもの、4目教育センター費は、高崎ライオンズクラブ様からの御寄附を事業費に充てさせていただくものでございます。2項小学校費1目学校管理費の損害賠償金は、議案第4号で御説明いたしました損害賠償について必要な額を計上するもので、2目教育振興費から、1枚おめくりいただきまして、138ページの3項中学校費2目教育振興費までは実績見込みによる増減でございます。5項幼稚園費2目教育振興費は補助対象施設数や園児数の減少等、実績見込みによる減額が主なもので、1枚おめくりいただきまして、140ページの処遇改善臨時特例事業補助金は、3款2項1目で御説明いたしました保育士等の処遇改善と同様に、幼稚園教諭等の処遇改善を行うための経費を計上するものでございます。  1枚おめくりいただきまして、142ページを御覧ください。8項5目学校給食費は、燃料費高騰による増額及び実績見込みによる給食材料費の減額でございます。  1枚おめくりいただきまして、144ページを御覧ください。12款公債費につきましては、臨時財政対策債の利率見直しに伴う元金の増額のほか、実績により整理するものでございます。以上で歳出の説明を終わらせていただきます。  続きまして、歳入について御説明申し上げますので、前に戻っていただきまして、88ページを御覧ください。2歳入でございます。6款1項法人事業税交付金及び7款1項地方消費税交付金は実績見込みによる増額で、11款1項地方特例交付金は交付額の決定により減額するものでございます。  12款1項地方交付税は国の補正予算により追加交付されるもので、このうち23億496万8,000円は令和3年度分の臨時財政対策債の後年度の償還に備えるため措置されるものでございます。  15款使用料及び手数料は、新型コロナの影響等による施設利用の減少及び実績見込みにより減額するものでございます。  1枚おめくりいただきまして、90ページを御覧ください。16款1項国庫負担金から、3枚おめくりいただきまして、96ページの17款2項県補助金までは、歳出のそれぞれの事業や実績見込みに合わせ、所定の補助率等に基づき増減するものでございます。  1枚おめくりいただきまして、98ページを御覧ください。18款1項3目基金収入は各基金の運用収入等で、2項2目物品売払収入は古紙類等の売却による実績見込みでございます。  19款1項寄附金は、匿名希望の方からの御寄附、ふるさと応援基金寄附金及び歳出で御説明いたしました方々からの御寄附を計上するものでございます。  20款1項1目財政調整基金繰入金は歳入歳出の差引きを調整するもので、4目地域振興基金繰入金から、1枚おめくりいただきまして、100ページの20目土地開発基金繰入金までは歳出に合わせて増減するものでございます。  22款3項貸付金元利収入から5項雑入までは、収入見込みなどによる増減でございます。  1枚おめくりいただきまして、102ページを御覧ください。23款1項市債は、それぞれの事業費の確定等により、所定の充当率に基づき補正するものでございます。以上で歳入の説明を終わらせていただきます。  少し前にお戻りいただきまして、76ページを御覧ください。第2表繰越明許費補正は、追加が22件、変更が6件でございます。初めに、追加でございますが、2款総務費は、今年度中の事業完了が困難であるため、それぞれ繰り越すものでございます。  3款民生費2項児童福祉費は、資材等の調達に不測の日数を要したこと及び事業が翌年度に及ぶことから、それぞれ繰り越すものでございます。3項高齢者福祉費は、今年度中の事業完了が困難であることから繰り越すものでございます。
     4款衛生費1項保健衛生費はワクチンの供給不足により今年度の接種対象者への接種完了が困難なため、3項清掃費は工事及び材料の調達に不測の日数を要したため、それぞれ繰り越すもので、6款農林水産業費は原木や林業機械の調達に不測の日数を要したため繰り越すものでございます。  8款土木費1項土木管理費は今年度中の事業完了が困難なため、3項都市計画費は地権者や関係機関との調整等に不測の日数を要したことから、それぞれ繰り越すものでございます。  10款教育費5項幼稚園費は事業が翌年度に及ぶため、8項保健体育費は今年度中の事業完了が困難であるため、それぞれ繰り越すものでございます。  1枚おめくりいただきまして、78ページを御覧ください。次に、変更ですが、8款土木費2項道路橋りょう費は地権者や関係機関との調整等に不測の日数を要したこと、3項都市計画費は今年度中の備品購入が困難であることから、それぞれ繰越金額を増額するものでございます。  9款消防費は、関係機関等との調整や材料の調達に不測の日数を要したことから繰越金額を増額するものでございます。  1枚おめくりいただきまして、80ページを御覧ください。第3表債務負担行為補正は、追加が1件、変更が6件でございます。初めに、追加でございますが、(88)につきましては、日高病院の敷地内に設置してある託児施設の借り上げ期間延長の契約変更を今年度中に締結する必要があるため設定するものでございます。  次に、変更につきましては、それぞれ事業等における契約額の確定により限度額を変更するものでございます。  81ページを御覧ください。第4表地方債補正は、追加が1件、廃止が2件、変更が13件でございます。追加につきましては、歳出の補正に合わせ財源とするものでございます。廃止につきましては事業の進捗や延期によるもの、1枚おめくりいただきまして、82ページの変更につきましてはそれぞれの事業費の確定等によるものでございます。以上で一般会計の説明を終わらせていただきます。  続きまして、特別会計の御説明を申し上げますので、157ページを御覧ください。議案第12号 令和3年度高崎市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明申し上げます。第1条は、歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ16億9,015万8,000円を追加いたしまして、予算の総額を354億6,068万1,000円とするものでございます。補正予算の款項の区分、当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算補正のとおりでございます。  歳入歳出補正予算の内容につきまして、事項別明細書により歳入から御説明申し上げますので、164ページを御覧ください。2歳入でございます。3款1項国庫補助金はマイナンバーカードの保険証利用の促進に関わる経費に対するもので、4款1項県補助金は保険給付費の実績見込みに伴うもののほか、交付金の収入見込みによる増減でございます。  5款1項財産運用収入は基金の運用益に合わせ増額するもので、6款1項一般会計繰入金及び、1枚おめくりいただきまして、166ページの2項基金繰入金は歳出の見込み等によりそれぞれ整理するものでございます。  7款1項繰越金は繰越金の精算で、8款2項雑入は保険給付費等交付金の余剰金精算金でございます。  1枚おめくりいただきまして、168ページを御覧ください。3歳出でございます。2款1項療養諸費から、1枚おめくりいただきまして、170ページの6項傷病手当諸費までは実績見込みによる増額でございます。  1枚おめくりいただきまして、172ページを御覧ください。3款1項医療給付費分から3項介護納付金分までは交付金の確定等により財源を変更するもので、1枚おめくりいただきまして、174ページの4款2項保健事業費は実績見込みにより減額するものでございます。  5款1項基金積立金は歳入に合わせ整理するもので、7款1項償還金利子及び還付加算金は過年度分の精算額の確定によるものでございます。以上で国民健康保険事業特別会計の説明を終わらせていただきます。  続きまして、177ページを御覧ください。議案第13号 令和3年度高崎市介護保険特別会計補正予算(第3号)につきまして御説明申し上げます。第1条は、歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億4,335万4,000円を追加いたしまして、予算の総額を359億1,437万3,000円とするものでございます。補正予算の款項の区分、当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算補正のとおりでございます。  歳入歳出補正予算の内容につきまして、事項別明細書により歳入から御説明申し上げますので、184ページを御覧ください。2歳入でございます。1款1項介護保険料は、収入見込みによる整理でございます。  3款1項国庫負担金及び2項国庫補助金は、交付対象事業の実績見込みにより整理するものでございます。  1枚おめくりいただきまして、186ページを御覧ください。4款1項支払基金交付金から5款2項県補助金までは同じく実績見込みによる整理で、6款1項財産運用収入は基金の運用収入でございます。  1枚おめくりいただきまして、188ページを御覧ください。7款1項一般会計繰入金及び2項基金繰入金は歳出の見込み等により整理するもので、8款1項繰越金は繰越金の精算でございます。  1枚おめくりいただきまして、190ページを御覧ください。3歳出でございます。1款1項総務管理費は郵便料の実績見込み及び電算事務負担金の確定による増額で、3項介護認定審査会費から、恐れ入りますが、6枚おめくりいただきまして、202ページの4款6項その他諸費まではそれぞれ実績見込みによる増減及び財源変更でございます。  5款1項基金積立金は、運用益を基金へ積み立てるものでございます。以上で介護保険特別会計の説明を終わらせていただきます。  続きまして、205ページを御覧ください。議案第14号 令和3年度高崎市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。第1条は、歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,277万9,000円を追加いたしまして、予算の総額を50億8,898万8,000円とするものでございます。補正予算の款項の区分、当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算補正のとおりでございます。  歳入歳出補正予算の内容につきまして、事項別明細書により歳入から御説明申し上げますので、210ページを御覧ください。2歳入でございます。1款1項後期高齢者医療保険料は、それぞれの収入見込みにより増額するものでございます。  3款1項1目事務費繰入金は歳入歳出の差引きを調整するもので、2目保険基盤安定繰入金は群馬県後期高齢者医療広域連合からの決定額により減額するものでございます。  4款1項繰越金は繰越金の精算で、5款4項雑入は後期高齢者医療広域連合の助成金を歳出の実績見込みに合わせて減額するものでございます。  1枚おめくりいただきまして、212ページを御覧ください。3歳出でございます。1款1項総務管理費及び2款1項後期高齢者医療広域連合納付金は、実績見込みによる増減でございます。  3款1項後期高齢者健康診査事業費及び、1枚おめくりいただきまして、214ページの2項保健事業費は、実績見込みによりそれぞれ減額するものでございます。以上で後期高齢者医療特別会計の説明を終わらせていただきます。  続きまして、217ページを御覧ください。議案第15号 令和3年度高崎市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。第1条は、歳入予算の補正でございます。歳入予算の補正の款項の区分、当該区分ごとの金額は、第1表歳入予算補正のとおりでございます。  補正予算の内容につきまして、事項別明細書により御説明申し上げますので、220ページを御覧ください。2歳入でございます。1款1項事業収入は決算見込みにより、2款1項一般会計繰入金は歳出の見込み等によりそれぞれ整理するもので、3款1項繰越金は繰越金の精算でございます。  以上、議案第11号から議案第15号までの提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白石隆夫君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  通告に基づき、10番 中島輝男議員の発言を許します。                  (10番 中島輝男君登壇) ◆10番(中島輝男君) 議席番号10番 中島輝男です。通告に基づき、議案第11号 令和3年度高崎市一般会計補正予算(第12号)の3款2項1目児童福祉総務費の放課後児童健全育成事業と私立保育所振興事業及び10款5項2目教育振興費にある処遇改善臨時特例事業補助金について質疑をさせていただきます。  今回の補正は、昨年11月に閣議決定されたコロナ克服・新時代開拓のための経済対策において、保育士と幼稚園教諭を対象として収入を3%程度、月額にしておよそ9,000円引き上げるための措置によるものと承知しています。コロナ禍において保育園や放課後児童クラブなど、子どもの保育、育成の現場も疲弊していますし、特に保育士についてはかねてより賃金水準が低過ぎると指摘されていたところですので、この措置は大変歓迎しているところです。  今回は、確認の意味で何点か質疑をさせていただきます。まずは、賃金改善の対象人数についてお聞きします。対象は保育士や幼稚園教諭に限定せずに、調理員や事務員等も含めて全ての職員が対象となるようですが、賃金改善の対象となる人数はそれぞれ何人になるのかお聞きします。                  (福祉部子育て支援担当部長 星野守弘君登壇) ◎福祉部子育て支援担当部長(星野守弘君) お答えいたします。  それぞれの対象人数につきましては、放課後児童クラブの支援員が580人、保育士、調理員や事務職員を含め保育所に従事する職員が2,600人、幼稚園に従事する職員が130人となっております。 ◆10番(中島輝男君) 施設によっては配置基準等で定められた最低基準を超えた人数を配置する、いわゆる加配を行っている施設もあるかと思いますが、加配された職員についてはどのような取扱いになるのか、また、政府の示したプランでは3%程度の引上げ、月額で9,000円程度の賃金改善とされていますが、常勤の方や短時間勤務の方など、差はあると思いますが、本市においては月額どの程度の額になるのかお伺いいたします。 ◎福祉部子育て支援担当部長(星野守弘君) お答えいたします。  配置基準を超えて配置されております保育士等につきましても、今回の処遇改善の対象となります。その一方で、保育士等の賃金改善分として施設にお支払いする額につきましては、各月の初日に在籍しております児童数と国が示した単価に応じて計算されますが、仮に現在の保育士等の数で国の基準にのっとって計算した場合、平均月約8,000円程度となります。また、放課後児童クラブの支援員につきましても、支援員の勤務時間に基準額を掛けて算出された額により補助を行い、平均月約8,000円程度の賃金改善となることとなります。 ◆10番(中島輝男君) 平均するとそのぐらいの金額になるのかなと思います。  では、続きましてこの措置の確実な実施についてお伺いします。保育士等の賃金改善が目的ですので、事業所ごとに交付されたこの補助金を確実に保育士等の賃金に反映させなければならないと考えますが、その点についてどのように取り組まれるのかお聞きします。また、その実績をどのような形で確認するのかもお聞きします。 ◎福祉部子育て支援担当部長(星野守弘君) お答えいたします。  今まで実施しております処遇改善事業と同様に、施設から補助申請に当たり今回の賃金改善を反映いたしました計画を提出していただきます。また、今回の補助金が令和4年2月から令和4年9月までの賃金改善分となっておりますので、事業終了後、どのように使われたか実績報告をしていただく際に、施設から保育士等に支払いをいたしました給与明細書等の提出を求め、確実に反映していることを確認することとしております。 ◆10番(中島輝男君) 確実に反映されていることを確認していただけるということで、よろしくお願いいたします。  政府の説明によりますと、今回の措置は公立施設に勤務する職員も対象に含まれています。高崎市も市立保育所、市立幼稚園と、あと幾つかの公設公営の放課後児童クラブを持っているわけですが、これらに勤務する職員に対してどのように措置する方針なのかお伺いします。 ◎総務部長(曽根光広君) お答えいたします。  今回の国の経済対策における保育士等の処遇改善につきましては、公立の保育所、幼稚園、放課後児童クラブ、母子生活支援施設で勤務する職員につきましても対象とされていることから、これらの施設に勤務する本市の職員につきましても、国の方針に従い、本年2月以降、3%程度の賃金水準の引上げを行う予定でございます。 ◆10番(中島輝男君) 了解しました。公立の施設の職員さんもしっかりと措置していただけるとのことで安心をいたしました。とにかく賃金水準が低いと言われている保育士さんたちにしっかりと措置されるようにお願いしたいと思います。  以上です。ありがとうございました。 ○議長(白石隆夫君) 10番 中島輝男議員の発言を終わります。  以上で通告に基づく質疑は終わりました。  ほかに質疑はありませんか。────質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白石隆夫君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。  これより議案第11号から議案第15号、以上5議案を一括して採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白石隆夫君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第11号、議案第12号、議案第13号、議案第14号及び議案第15号はいずれも原案のとおり可決されました。   ──────────────────────────────────────────── △日程第15 議案第16号 令和3年度高崎市水道事業会計補正予算(第2号) ○議長(白石隆夫君) 日程第15、議案第16号 令和3年度高崎市水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。                  (水道局長 福島克明君登壇) ◎水道局長(福島克明君) ただいま議題となりました議案第16号 令和3年度高崎市水道事業会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書(1)、223ページを御覧ください。本案は、決算見込みによる予定額の変更を行うものでございます。  初めに、第2条でございますが、業務の予定量を記載の数量及び金額にそれぞれ改めさせていただくものでございます。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額を補正するものでございます。まず、収入でございます。第1款水道事業収益は8,027万2,000円増額し、予定額を71億9,017万9,000円とするもので、第1項営業収益の給水収益などの変更によるものでございます。  第2款簡易水道事業収益は184万円減額し、予定額を1億325万3,000円とするもので、第1項営業収益の給水収益などの変更によるものでございます。  1枚おめくりいただきまして、224ページを御覧ください。次に、支出でございます。第1款水道事業費用は6,790万円減額し、予定額を62億8,531万3,000円とするもので、第1項営業費用の配水及び給水費などの変更によるものでございます。  第2款簡易水道事業費用は13万3,000円増額し、予定額を1億4,438万4,000円とするもので、第1項営業費用の減価償却費などの変更によるものでございます。  第4条は、資本的収入及び支出の予定額を補正するとともに、資本的収支の不足額と使用する補填財源の額をそれぞれ改めるものでございます。  まず、収入でございます。第1款水道事業資本的収入は3億3,185万円減額し、予定額を8億6,283万5,000円とするもので、第2項企業債及び第4項負担金を対象となる事業費の変更などに伴い変更するものでございます。  次に、支出でございます。第1款水道事業資本的支出は2億190万1,000円減額し、予定額を35億8,788万円とするもので、第1項建設改良費を変更するものでございます。  第5条は、今回の補正に合わせて起債の限度額を改めるものでございます。  なお、225ページ以降につきましては、今回の予算の詳細な説明資料でございますので、説明は省略させていただきます。  以上で議案第16号の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白石隆夫君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白石隆夫君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。  これより議案第16号を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白石隆夫君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。   ──────────────────────────────────────────── △日程第16 議案第17号 令和3年度高崎市公共下水道事業会計補正予算(第2号) ○議長(白石隆夫君) 日程第16、議案第17号 令和3年度高崎市公共下水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。
     提案理由の説明を求めます。                  (下水道局長 松田隆克君登壇) ◎下水道局長(松田隆克君) ただいま議題となりました議案第17号 令和3年度高崎市公共下水道事業会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書(1)、239ページを御覧ください。本案は、決算見込みによる予定額の変更や年度末の計数整理を行うとともに、国の補正予算で増額する国庫補助金とその対象となる建設改良事業費を計上するものでございます。  初めに、第2条でございますが、業務の予定量を記載の数量及び金額にそれぞれ改めるものでございます。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額を補正するものでございます。収入につきましては、第1款下水道事業収益を3,418万2,000円増額し、予定額を84億2,057万円といたします。第1項営業収益は3,570万8,000円の増額で、下水道使用料などを変更するものでございます。第2項営業外収益は、長期前受金戻入などを変更するものでございます。第3項特別利益は、過年度損益修正益を変更するものでございます。  支出につきましては、第1款下水道事業費用を5,761万1,000円減額し、予定額を71億9,796万円といたします。第1項営業費用は7,539万6,000円の減額で、流域下水道費などを変更するものでございます。  240ページを御覧ください。第2項営業外費用は、消費税の再計算などにより予定額を変更するものでございます。第3項特別損失は、過年度損益修正損を変更するものでございます。  第4条は、資本的収入及び支出の予定額を補正するとともに、資本的収支の不足額と使用する補填財源の額をそれぞれ改めるものでございます。収入につきましては、第1款資本的収入を4,397万4,000円増額し、予定額を31億1,767万2,000円といたします。第3項国庫補助金は、国の補正予算に伴う増額分として7,050万円を増額いたします。第4項県補助金と第5項他会計補助金は、それぞれ対象となる事業費の確定などによる変更でございます。第6項負担金と第7項分担金は、決算見込みによる変更でございます。  支出につきましては、第1款資本的支出を5,684万9,000円減額し、予定額を68億696万5,000円といたします。第1項建設改良費では、国庫補助金の増額分の事業費として3億1,700万3,000円を見込んでおりますが、当初予算で計上していた他の事業費の減額等があったために全体で5,650万7,000円の減額となっております。第2項固定資産購入費は、購入費の確定による変更でございます。  なお、241ページ以降につきましては、今回の予算の詳細な説明資料でございますので、説明は省略させていただきます。  以上で議案第17号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白石隆夫君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白石隆夫君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。  これより議案第17号を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白石隆夫君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。   ──────────────────────────────────────────── △日程第17 請願第1号 「聞こえのバリアフリー制度」を創設することについて        請願第2号 最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書の採択について ○議長(白石隆夫君) 日程第17、請願第1号 「聞こえのバリアフリー制度」を創設することについて及び請願第2号 最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書の採択については、議席に配付の請願文書表のとおり、請願第1号については教育福祉常任委員会に、請願第2号については市民経済常任委員会にそれぞれ付託いたします。         ────────────────────────────────         ─────────────────────────────── ┌──────┬──────────────┬──────┬─────────────────┐ │ 受理番号 │    請願第1号     │ 受理年月日 │    令和4年2月7日     │ ├──────┼──────────────┴──────┴─────────────────┤ │ 件  名 │ 「聞こえのバリアフリー制度」を創設することについて             │ ├──────┼───────────────────────────────────────┤ │ 提 出 者 │ 高崎市東町80-1 労使会館内                         │ │      │ 高崎社会保障推進協議会 会長 坂本 政道                  │ ├──────┼───────────────────────────────────────┤ │ 紹介議員 │ 伊藤 敦博                                 │ │      │ 依田 好明                                 │ ├──────┼───────────────────────────────────────┤ │ 要  旨 │ 「耳が遠くなり、家族や友人とのコミュニケーションが取りにくい」と加齢に伴い耳│ │      │が聞こえにくくなり、仕事や社会生活に支障を来す高齢者が増えている。      │ │      │ 国の制度として、障害者総合支援法に基づく補装具費支援制度があり、補聴器もその│ │      │一つとして両耳の聴力70デシベル以上の高度・重度の難聴者には身体障害者手帳が交│ │      │付され、自己負担額の原則1割で補聴器を購入することができる。しかし、70デシベ│ │      │ル未満の中度・軽度の難聴者には国の補助がない。よく聞こえる機種を選ぶと高齢者に│ │      │は経済的負担が重く購入できず、我慢せざるを得ない現実がある。WHO(世界保健機│ │      │関)の基準では、26〜40デシベルを軽度として、医師と相談して補聴器を使うこと│ │      │となっている。また41〜60デシベルの中等度の難聴では、補聴器は常時使用として│ │      │いる。つまり、WHOでは、難聴者に対して41デシベルからの補聴器使用を勧めてい│ │      │ることになる。                                │ │      │ 全国では、聴力機能の低下によりコミュニケーションが取りにくい高齢者などに対し│ │      │て、独自の補聴器購入費助成事業を実施している自治体が少なくとも35市区町村あ │ │      │り、東京都の23特別区では約6割で実施されている。多くが65歳以上を対象とし、│ │      │住民税非課税世帯などの所得制限を設けているが、年齢や所得の制限がない自治体もあ│ │      │る。また、加齢性難聴者に対する補聴器の普及向上は、認知症予防や医療費の抑制にも│ │      │つながると考えられる。                            │ │      │ 以上の趣旨から、「聞こえのバリアフリー制度」の創設のため、下記の事項を実施し│ │      │ていただきたい。                               │ │      │                   記                   │ │      │1 高崎市の健康診断の項目に聴力検査を入れること。              │ │      │2 加齢性難聴者の中度・軽度者に対して、補聴器購入に係る市独自の助成制度を創設│ │      │ すること。また、補聴器のリース代助成についても併せて検討すること。     │ ├──────┼───────────────────────────────────────┤ │ 付  託 │ 教育福祉常任委員会                             │ │ 委 員 会 │                                       │ └──────┴───────────────────────────────────────┘         ──────────────────────────────── ┌──────┬──────────────┬──────┬─────────────────┐ │ 受理番号 │    請願第2号     │ 受理年月日 │    令和4年2月17日    │ ├──────┼──────────────┴──────┴─────────────────┤ │ 件  名 │ 最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書の採択について       │ ├──────┼───────────────────────────────────────┤ │ 提 出 者 │ 前橋市本町3-9-10                              │ │      │ 群馬県労働組合会議 議長 石田 清人                    │ ├──────┼───────────────────────────────────────┤ │ 紹介議員 │ 伊藤 敦博                                 │ │      │ 依田 好明                                 │ ├──────┼───────────────────────────────────────┤ │ 要  旨 │ 厳しい日本経済に新型コロナウイルスの感染拡大が追い打ちをかけ、中小零細企業を│ │      │中心に大きな打撃を与えている。また、景気の悪化で失業や労働時間の削減に追い込ま│ │      │れているのが、最低賃金近傍で働く非正規雇用やフリーランスの労働者である。200│ │      │8年のリーマンショックの際、世界各国が賃金の引上げを含む内需拡大で経済危機を克│ │      │服してきたのに対し、日本は派遣切りや不安定雇用の拡大、賃金の抑制による企業利益│ │      │の拡大を進め、その結果、国民の貧困化と格差は大きく広がった。コロナ禍を克服し、│ │      │日本経済の回復を進めるには、最低賃金を改善し、GDPの6割を占める国民の消費購│ │      │買力を高める必要がある。                           │ │      │ 日本の最低賃金は、最も高い東京都が時給1,041円、本県が865円、最も低い │ │      │県が820円であり、これでは毎日8時間働いても月12万〜15万円の手取りにしか│ │      │ならず、個人が自立して生活することは困難である。さらに、221円もの地域間格差│ │      │により、労働力が地方から都市部へ流出し、地方の人口減少と高齢化を促進し、地域経│ │      │済を疲弊させている。全国労働組合総連合とその地方組織が行った最低生計費試算調査│ │      │によれば、健康で文化的な生活をする上で必要な生計費に地域による大きな格差はな │ │      │く、若者が自立した生活をする上で必要な最低生計費は月に24万円で、月150時間│ │      │の労働で換算すると時給1,500円以上が必要との結果が出ている。        │ │      │ 最低賃金を引き上げるためには、中小零細企業への支援が必要であり、政府による助│ │      │成や融資、仕事起こしや単価改善につながる施策の拡充と大胆な財政出動が求められて│ │      │いる。労働者の生活を底上げして購買力を高めることで、地域の中小零細企業の営業も│
    │      │改善され、地域循環型経済の確立が可能となる。                 │ │      │ 以上の趣旨から、最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書を国及び中央│ │      │最低賃金審議会に提出していただきたい。                    │ ├──────┼───────────────────────────────────────┤ │ 付  託 │ 市民経済常任委員会                             │ │ 委 員 会 │                                       │ └──────┴───────────────────────────────────────┘   ──────────────────────────────────────────── △日程第18 議案第18号 包括外部監査契約の締結について        議案第19号 村上鬼城記念館設置及び管理に関する条例の制定について        議案第20号 高崎市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について        議案第21号 高崎市国民健康保険税条例の一部改正について        議案第22号 高崎市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について        議案第23号 高崎市立保育所設置条例の一部改正について        議案第24号 高崎市指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について        議案第25号 高崎市指定障害者支援施設等の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の一部改正について        議案第26号 高崎市保健所関係使用料及び手数料条例の一部改正について        議案第27号 高崎市道路占用料徴収条例の一部改正について        議案第28号 高崎市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部改正について        議案第29号 高崎市ふるさと住宅設置及び管理に関する条例の一部改正について        議案第30号 高崎市長期優良住宅の普及の促進に関する法律関係手数料条例の一部改正について        議案第31号 高崎市自然環境、景観等と再生可能エネルギー発電設備設置事業との調和に関する条例の一部改正について        議案第32号 高崎市移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例の一部改正について        議案第33号 高崎市公園条例の一部改正について        議案第34号 令和4年度高崎市一般会計予算        議案第35号 令和4年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算        議案第36号 令和4年度高崎市介護保険特別会計予算        議案第37号 令和4年度高崎市牛伏ドリームセンター事業特別会計予算        議案第38号 令和4年度高崎市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算        議案第39号 令和4年度高崎市後期高齢者医療特別会計予算        議案第40号 令和4年度高崎市農業集落排水事業特別会計予算        議案第41号 令和4年度高崎市水道事業会計予算        議案第42号 令和4年度高崎市公共下水道事業会計予算 ○議長(白石隆夫君) 日程第18、議案第18号 包括外部監査契約の締結についてから議案第42号 令和4年度高崎市公共下水道事業会計予算、以上25議案を一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。                  (市長 富岡賢治君登壇) ◎市長(富岡賢治君) ただいま議題となりました令和4年度高崎市一般会計予算、各特別会計予算並びに関係諸議案の御審議をいただくに当たり、市政運営について、所信の一端と予算の概要について御説明を申し上げ、議員の皆様をはじめ市民の皆様に格別の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  政府は令和4年度の経済財政運営に当たり、国の経済が新型コロナウイルス感染症による厳しい状況から徐々に緩和されつつあり、景気が持ち直していくことが期待されている中、引き続き経済をしっかり立て直し、財政健全化に向けて取り組んでいくこととしております。  本市におきましても、新型コロナウイルス感染症対策に万全を期すとともに、引き続き独自の各種ビジネス施策により、地元企業を中心とした本市の経済活動を活性化させ、税収基盤の強化を図り、福祉や教育、子育て支援などを充実させる考え方で取り組んでいるところでございます。  本市の令和4年度の一般会計予算でございますが、1,640億2,000万円、前年度に比べ0.5%の減といたしました。  一般会計、特別会計、企業会計を合わせた予算の総額は2,642億2,562万円で、前年度に比べ0.1%の増でございます。  予算編成に当たっての基本方針としましては、引き続き徹底した事業費の削減、重点事業の積極的な推進、人件費の圧縮を3つの柱に掲げ、限られた財源をいかに効率よく、いかに効果のある事業に配分していくかという視点を重視し、選択と集中による「新しい高崎」の理念と基本政策の実現に向けた具体的な施策を展開していくことといたしました。  それでは、歳入予算の概要について申し上げます。  財政運営の根幹をなす市税収入は、621億9,340万円、前年度と比べて6.2%の増といたしました。  感染症拡大に伴う経済の厳しい状況から回復基調にあることにより、市民税個人は所得や労働人口の実績等を反映させ約12.1億円、前年度比5.8%の増、市民税法人につきましては企業業績の回復を見込むとともに、国の地方財政計画を踏まえ約10億円、前年度比22.5%の増といたしました。  固定資産税は、感染症に係る特例措置等の縮小や企業の設備投資が増加傾向にあることから、全体で約9.9億円、前年度比4.0%の増といたしました。  市たばこ税につきましては、実績等を考慮し約2.5億円、前年度比11.6%の増を見込みました。  地方消費税交付金は、感染症拡大の影響を受けた消費の回復等を勘案し、前年度比11.4%増の88億円といたしました。  地方交付税につきましては、国の地方財政計画や交付実績を考慮し、普通交付税は14.0%増の106億円に、特別交付税は前年同額の18億円といたしました。  繰入金では、財政調整基金から39億円、減債基金から10億円を繰り入れるほか、地域振興基金3.6億円、新型コロナウイルス緊急経済対策基金2億円などを事業に活用することといたしました。  市債は、建設等事業債の発行額抑制に努め、前年度比約5.6億円、7.1%の減といたしました。また、臨時財政対策債を前年度比57.8%減の35億円として見込み、市債全体では前年度比33.2%減の107億9,050万円といたしました。なお、令和4年度末市債現在高の見込みは、26.3億円減の1,482億6,632万円となり、債務の抑制に努めました。  続きまして、歳出予算の概要について、新規施策や主な事業を中心に「新しい高崎」の基本政策に沿って申し上げます。  初めに、「教育と人づくり」でございます。  本市の未来を担う子どもたちを健やかに、伸びやかに、個性豊かに育てるため、学校だけでなく地域社会と一体となって、子どもたちを守り、育てる環境を整えてまいります。  具体的施策でございますが、くらぶち英語村の運営につきましては、地域住民との連携をさらに深めながら、特色である生きた英語に囲まれた教育環境の充実を引き続き図ってまいります。  小・中学校の英語教育では、学力向上を図るため、引き続き外国語指導助手を全小・中学校へ配置いたします。また、中学2年生を対象に英語4技能テストを実施し、英語力の育成指導に生かしてまいります。  不登校対策では、スクールソーシャルワーカーの人員を増員し、支援の強化を図ってまいります。また、家事や兄弟の世話、家族の介護などをする中学生、高校生の負担軽減を図るため、新たにヤングケアラーSOSサービス事業を実施いたします。  学校施設につきましては、小・中学校のトイレの洋式化に引き続き重点的に取り組むとともに、新たに学校体育館に空調設備を設置するなど、学校環境の改善を一層推進してまいります。  ほかにも、引き続きGIGA(ギガ)スクール構想の推進や、高崎経済大学において特別講義を開催するなど、幅広く本市の教育環境を充実させてまいります。  次は、「産業の振興」でございます。  ますます激化する都市間競争に対応するためには、本市の持つ多様な特性を最大限に生かした成長戦略が必要となります。「新しい高崎」の実現に向けて、本市の企業が全国や世界を相手にした企業活動ができるように支援してまいります。また、新しいビジネスや産業をつくり、様々な業務が集積して雇用を生み出し、多くの人々が集まる都市づくりに取り組んでまいります。  高崎ブランド・シティプロモーションでは、地域資源を効果的に発信することで知名度、ブランド力の向上を図るとともに、SNSなどを用いて本市の魅力を効果的に情報発信し、移住促進につなげてまいります。また、海外プロモーション活動において映画産業との関連付けを行い、本市の魅力を総合的に世界に向けて発信してまいります。  労働施策では、市内中小企業の人材確保を目的に、市内在住かつ市内中小企業に就職した若者に対して、新たに電子地域通貨システムを活用して奨励金を交付いたします。また、市内の一流の技能者を顕彰し、広く市民に周知する取組を新たに開始いたします。さらに、老朽化した労使会館においては、現在の機能に体育館を加え、建て替えに向けた設計に本格的に着手いたします。  農業の振興では、新品種や新商品の開発、普及宣伝活動及び6次産業化、農商工連携に取り組む活動を引き続き支援するとともに、荒廃農地の整備などの支援を拡充してまいります。また、市内産フルーツの消費拡大を推進するため、果樹販売施設の整備に向けた基本構想を策定いたします。さらに、本市において新規に就農した方に対して、初期費用や生活費などを総合的に支援する市独自の制度を創設し、担い手の確保に努めてまいります。  国際施策の振興では、ジェトロ群馬貿易情報センターやJICA(ジャイカ)東京高崎分室と連携し、市内事業者などの海外進出や販路開拓に向けた取組、また国際貢献に対する活動について支援してまいります。  商工施策では、地元企業の支援策として中小企業経営安定化助成、職場環境改善事業を引き続き実施するとともに、市内事業者の多岐にわたる相談事にワンストップで対応できる窓口を継続して開設いたします。さらに、人材育成や生産性向上を目的とした従業員の資格取得に対して引き続き支援いたします。また、多くの方々に御利用いただいております、まちなか商店リニューアル助成と飲食店衛生向上リニューアル特別助成につきましては、住環境改善助成とともに引き続き必要な予算を確保し、店舗の魅力や集客力の向上、市内経済の活性化につなげてまいります。  ビジネス誘致施策では、首都圏において本市の産業、文化及び観光等を広く発信し、高崎ブランドの浸透を図るとともに、ビジネス誘致施策を引き続き積極的に展開してまいります。  次は、「文化と歴史を活かした創造的な高崎」でございます。  芸術や文化は、市民生活や産業経済活動、地域社会の在り方に大きな影響をもたらすもので、本市が持続的に発展していくためには、文化と産業が相乗的な効果を発揮する取組が必要です。本市の持つ優れた芸術・文化スポーツ活動、歴史・文化遺産を生かした創造的な高崎を目指してまいります。  文化事業では、街中の活性化につなげるため、高崎アートインキュベーションや高崎光のページェントをさらに充実させてまいります。  スポーツの振興では、市民ゴルフ場跡地を様々なスポーツに親しむことのできる施設に整備するとともに、高崎アリーナなどで開催予定の各種スポーツイベント等を支援し、市内スポーツのさらなる振興を図ってまいります。  歴史を生かしたまちづくりでは、ユネスコ世界の記憶に登録された上野三碑の保存活用に努め、地元のボランティア団体と連携した活動に引き続き取り組むとともに、榛名神社の社殿など、国の重要文化財建造物の修復を支援してまいります。  史跡の保存整備では、北谷遺跡や上野国多胡郡正倉跡の公有地化と、日高遺跡、箕輪城跡等の整備を継続して実施するとともに、保渡田古墳群の再整備にも着手いたします。このほか重要遺跡調査として、多胡碑周辺遺跡や上野国分尼寺跡の調査を継続し、倉賀野浅間山古墳の発掘調査も新たに実施してまいります。  次は、「やさしい眼差しに満ちた市政」でございます。  子どもやお年寄り、障害のある人、仕事をしながら子育てをする皆さんが安心して心豊かに暮らせる都市でなければなりません。経済や産業活動を発展させ、活力ある都市にしていくと同時に、支えが必要な人や守っていくべき人たちへの「やさしい眼差しに満ちた市政」を進めてまいります。市民一人一人が人間としての尊厳と、多様な生き方が保障される地域社会をつくってまいります。  子育て支援対策では、妊娠期から就学前児童を持つ保護者等の負担軽減を図るため、子育てSOSサービス事業を引き続き実施するなど、さらなる子育て環境の充実を図ってまいります。  待機児童ゼロに向けましては、希望する方々が円滑に保育所等を利用できるよう、定員増を目的とする私立保育所等の施設整備や年度途中の入所に備え、あらかじめ雇用した保育士の人件費に対する支援を引き続き実施してまいります。  病児・病後児保育につきましては、施設を拡充するとともに、病児保育施設が併設された医療機関が開院前に行う診察に対して引き続き支援してまいります。さらに、保育所、幼稚園及び認定こども園における気になる子への支援を継続し、保育環境のさらなる充実を図ります。また、放課後児童クラブにつきましても、地域の実情に合わせて増設を進めてまいります。  年々増加する児童虐待事案への対応につきましては、相談支援体制を強化するとともに、児童相談所の開設に向けた準備を進めてまいります。  障害者福祉の充実では、障害者支援SOSセンターばるーんを引き続き運営し、障害に関するあらゆる悩み事に総合的に対応してまいります。また、障害者の就労の場を確保するため、倉渕地域に障害者が付加価値の高い農産物を生産する就労支援施設を新たに開設するための準備を進めてまいります。  高齢者福祉の充実では、市内7地域において現在運行している、乗り降り自由、予約不要、利用料無料のおとしよりぐるりんタクシーを引き続き運行し、交通弱者の支援を図ってまいります。また、介護者の急用時に市内どこでもヘルパーが即時に対応し、24時間365日体制で介護者の負担軽減や介護離職の防止を図る介護SOSサービス事業を継続して実施し、独り暮らし高齢者等の生活の不安を解消するためのあんしん見守りシステム及び高齢者や障害者が行方不明時に早期発見する救援システムの普及も引き続き進めてまいります。さらに、高齢者人口や地域の実情に合わせ、引き続き高齢者あんしんセンターの人員体制を充実させ、きめ細かな相談・訪問を行ってまいります。  救急医療体制の充実では、救急搬送患者のたらい回しゼロの強化に向け、医療機関の受入れ体制の整備に対し引き続き支援してまいります。また、市内医療機関での24時間365日の小児救急医療体制を継続して実施してまいります。  母子保健事業では、妊婦健康診査補助券による妊婦健康診査費用や産後2週間及び1か月の産婦健康診査費用を助成し、母子に対する支援をさらに充実してまいります。また、小児難病対策では、医療費、通院費用の一部を引き続き助成いたします。  がん対策事業の推進では、がんの早期発見、早期治療及び各種がん検診の受診率の向上を図るため、医療機関での個別検診の実施や内視鏡による胃がん検診の推進などを引き続き実施してまいります。また、医療用ウイッグなどの購入費用に対する助成を継続し、がん治療等を受けている方の社会生活を支援いたします。  また、ここで「新型コロナウイルス感染症への対策」について触れさせていただきます。  新型コロナウイルス感染症対策では、感染症による入院体制の強化を図るため、引き続き専用病床の増床及び回復患者の転院に対し助成するほか、診療、検査体制の充実のため、帰国者・接触者外来を開設している医療機関に必要な経費を助成いたします。また、患者や濃厚接触者等のPCR検査や入院医療費についても全額公費負担を実施するとともに、新規陽性者等への対応やワクチン接種体制のさらなる強化のため保健所の職員を増員します。  さらに、コロナ禍において経営に支障が生じている事業者の支援を引き続き実施いたします。  なお、このほかの新型コロナウイルス感染症への対応については、感染状況を注視しながら、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金と合わせまして、適宜予算措置等することといたします。  次は、「合併した地域の個性を活かした魅力づくり」でございます。  合併により、本市は豊かな自然や観光資源を持つ都市になり、新しい貴重な産業を有することになりました。こうした合併地域のそれぞれの個性を大切にした地域振興策を推進してまいります。  新町地域では、新町駅のバリアフリー化を促進するため、新たにバリアフリートイレを設置いたします。  榛名地域においては、好評を頂いております榛名山ヒルクライムin高崎など、地域資源を生かしたイベントを引き続き開催いたします。  また、倉渕、榛名、吉井地域への定住を促進するため、住宅取得に係る利子補給を継続して実施いたします。  老朽化した道路など社会資本整備につきましては、修繕や延命化が喫緊の課題でありますが、令和4年度も引き続き6支所の地域において、積極的、弾力的な対応が図れるような予算を計上いたしました。  次は、「安心・安全な地域社会づくり」でございます。  健全な地域社会をつくるためには、地域のことは地域で解決していく住民自治の確立が必要だと考えます。地域と住民の安心・安全を守り、みんなで支え合う地域社会をつくっていくために、福祉、介護、生活環境、教育文化など、幅広い分野での地域の活動を支援してまいります。  防災対策事業では、台風や大雨、局地的豪雨等による浸水被害を軽減するため、緊急排水ポンプを引き続き設置するとともに、新たにハザードマップを改定いたします。また、地域の自主防災組織への支援につきましても継続してまいります。  交通安全対策では、通過する車両の速度抑制を促す路面段差等を新たに整備するとともに、時間帯通行規制道路へ可動式バリケードを配備いたします。また、引き続き道路等の破損箇所の迅速な補修やカーブミラーなどの安全施設の整備を実施してまいります。  高浜クリーンセンターの建て替えにつきましては、施設の建設及びプラント設備工事を進めてまいります。また、高齢者等のごみ出し支援として、自身でのごみ出しが困難な高齢者世帯等を対象に、戸別訪問によるごみ収集を引き続き実施してまいります。  次は、「大勢の人が歩き、賑わう街」でございます。
     高崎の街中の都市基盤は整備されてきましたが、高崎のまちの人出をもっと増やしていく必要があると考えております。まちにいつも多くの人が歩き、にぎわいがあり、元気いっぱいのまちになるような仕組みをつくってまいります。  中心市街地の活性化と観光施策の充実では、中心市街地を無料で自由に乗り降りできるお店ぐるりんタクシーを継続して運行し、さらなる回遊性の向上を図るとともに、毎回多くの来場者でにぎわう高崎まつりや高崎だるま市の開催など、引き続き街中の活性化を図ってまいります。  また、高崎オーパ内の高崎じまんなどでの高崎産の農産物や食、物産の販売を引き続き支援するとともに、高崎の食をアピールするための各種施策を継続実施し、高崎ブランドを全国に発信してまいります。  また、JR信越本線北高崎駅と群馬八幡駅間の新駅設置に向けた準備を引き続き行うとともに、新駅へのアクセス及び地域住民の利便性向上のため、上豊岡町から下小塙町を結ぶ新たな橋梁整備に向けた準備を進めてまいります。  高崎駅周辺では、引き続き宮元町における市街地再開発事業に必要な支援をしてまいります。  高崎芸術劇場・高崎アリーナ企画誘致事業では、両施設において開催される文化事業やスポーツ大会の企画、誘致活動を引き続き実施してまいります。  空き家対策では、老朽化した空き家の解体費用やお年寄りが気軽に集まるサロン、また子育てママたちが情報交換するサロンなどとして活用する場合の改修費への助成などを引き続き実施いたします。  以上が一般会計の概要でございます。  次は、特別会計でございます。国民健康保険事業特別会計では、保険税率の見直しを実施し、幅広い世帯で被保険者の負担の軽減を実施いたします。介護保険特別会計では、介護サービス等の利用増加に対応した保険給付費を拡充して計上しております。  そのほかの特別会計につきましては、事業の円滑な運営が行えるよう、それぞれ所要の経費を措置しております。  次に、上下水道事業でございます。公営企業として健全な財政運営を行い、安定した経営基盤の確立を目指してまいります。  水道事業につきましては、引き続き良質な水道水の安定供給のため、老朽管の耐震化など災害に強いライフラインの構築を進めるとともに、水道施設の適切な維持管理に努めてまいります。  下水道事業につきましては、安全で快適な生活環境の確保のため、引き続き各地域における汚水・雨水の管渠整備を実施するとともに、既設管渠及び各汚水処理施設の適切な管理に努めてまいります。  以上、市政運営についての所信の一端と予算の大要について御説明申し上げましたが、私は、高崎市が都市としてさらに成長し、発展していくことを願い、また新型コロナウイルス感染症対策に万全を期し、財政規律を堅持し、大胆でスピード感ある力強い市政運営に積極的かつ全力で取り組んでいく所存でございます。  なお、予算の細部につきましては財務部長から、その他の議案につきましては担当部長からそれぞれ説明させますので、よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案説明とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(白石隆夫君) 以上で市長からの施政方針及び予算の大要についての説明が終わりました。   ──────────────────────────────────────────── △延会 ○議長(白石隆夫君) この際、お諮りいたします。  本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(白石隆夫君) 御異議なしと認めます。  よって、本日の会議は延会することに決しました。  次の本会議は、明日25日定刻に開きます。  本日は、これにて延会いたします。                                      午後 2時50分延会...